気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2018年5月23日付
●中国、車関税15%に下げ、7月から,米政権の要求に応じ(読売・2面)
●首都高日本橋、地下化1.2キロ、国交省案、神田橋~江戸橋(読売・29面)
●ソニー、知財に投資強化、吉田新社長が経営方針(朝日・8面)
●「セナ」の名、冠したスポーツカー、マクラーレン、1億円超、500台(朝日・8面)
●自動運転へ関係法規検討、運転者の義務が焦点(朝日・28面)
●AI配車夏に淡路島上陸、地元タクシーに米ウーバー提供(毎日・7面)
●中国でEV電池増産、パナソニック社長が意向(毎日・7面)
●東日本高速は小畠氏、西日本は酒井氏(産経・10面)
●自動車ナンバー41地域で図柄(産経・26面)
●入社1年目で転職志向43%、売り手市場心理に影響(東京・6面)
●中国CATL首位疾走、EV電池、世界から技術者、規模のメリットで優位(日経・8面)
●テスラCEO正念場「ブレーキに欠点」幹部ら流出(日経・13面)
●パーク24、経常益5%増、11~4月、カーシェア好調(日経・15面)
●都、30年排ガスゼロ車5割、「メーカー開発後押し」(日経・31面)
ひとくちコメント
5月の大型連休が過ぎて、緊張や疲れがピークに達していた新入社員もようやく張りつめていた糸が切れて、何となく気分がすぐれない人も少なくないだろう。いわゆる「五月病」ともいわれているが、そんな経験をした人もいるとみられる2017年度の入社1年目の新入社員は、転職志向が4割以上というショッキングな結果が出たそうだ。
就職情報会社の「ディスコ」が今年1月、インターネットでアンケート調査を実施したもので、きょうの東京が「入社1年目で転職志向43%」とのタイトルで、取り上げでいる。
それによると、「転職活動中」「検討中」が43.1%に上り、もう一度就職活動をするなら今の勤務先を選ぶかと尋ねると「絶対に他の企業」が12.2%、「できれば他の企業」が45.1%となったという。
転職を意識している理由の中には「説明会は華やかな部分だけを見ていたため、入社後に地味な仕事が多いと感じた」との回答もあったそうだ。ここ数年は売り手市場のため、企業側もあの手この手で優秀な人材を獲得するケースもあるが、どんな職種でも現実はそう甘くはないものである。会社を辞めたいと考えている人によく話すのは「毎月支給される給料はガマン料、その限界を超えたと思ったら辞めればいい」と。