中国政府、自動車の関税を7月から引き下げへ…25%を15%に

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レクサスLS新型(広州モーターショー2017)
レクサスLS新型(広州モーターショー2017) 全 3 枚 拡大写真
中国政府の財務省税務委員会は5月22日、自動車(乗用車)と自動車部品の関税を、2018年7月1日から引き下げると発表した。

現在、中国に輸入される乗用車には、大部分に25%の関税が課せられている。7月から、25%の税率を15%に引き下げる。また、中国に輸入される自動車部品の関税は、現在その多くが10%。7月からは、この10%の税率を6%に引き下げる。

中国の2017年の新車販売台数(商用車と輸出を含む)は、前年比3%増の2887万9000台と過去最高。5年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り9年連続で世界一となった。中国では自動車メーカー各社が現地生産を進めているが、価格の高い高級車は輸入車が中心となっており、今回の関税の引き下げは、高級車販売を押し上げる可能性がある。

中国政府の財務省は、今回の関税引き下げについて、「改革開放をさらに進め、構造改革を推進し、自動車産業の変革と発展を促進。消費者の需要を満たすため」、としている。

《森脇稔》

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