ジャガー・ランドローバー 2年ぶりの減益、電動化などへの大型投資の影響 2017年度通期決算

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ジャガー・ランドローバーは5月29日、2017年度通期(2017年4月~2018年3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は258億ポンド(約3兆7410億円)。前年度の243億ポンドに対して、6.2%増加した。

また、2017年度の税引き前利益は、15億ポンド(約2175億円)。前年度実績の16億ポンドに対して6%減となり、2年ぶりの減益となった。

減益となった要因は、2017年度に電動化などへ総額42億ポンドの大型投資を行ったため。その半分以上は新型モデルや新技術に配分され、残りは製造施設や研究開発施設の新設などに充てられた。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「将来を見据えて打ち立てた自動運転、コネクティビティ、電動化、モビリティ戦略に沿って、今後も新型モデル開発や生産関連施設、次世代自動車技術に対して積極的に投資していく」と述べている。

《森脇稔》

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