タイヤ周りの見栄えをワンランクアップ! マルエム製バランスウェイト、“使って良かった”のワケは?

自動車 ビジネス 国内マーケット
PR
ホイールのデザインやディティールをより引き立てる、マルエム製アイテムでドレスアップ!
ホイールのデザインやディティールをより引き立てる、マルエム製アイテムでドレスアップ! 全 27 枚 拡大写真

「クルマには、回転するホイールの“回転ひずみ”を補正するバランスウェイトというパーツがホイールに付いているんです。ご存知でしたか?」

知らなかった。確かに、ホイールの裏側をのぞき込むと、板チョコのひとかけらほどの大きさの鉄板が付いている。これが、バランスウェイトか…。

「クルマのドレスアップは足もとから」というアドバイスにならい、最近ホイールを買い替えた。このお気に入りホイールを、よりカッコよくディティールも美しく見せるためには、「このバランスウェイトにもこだわったほうがいい」と冒頭の田中さんは教えてくれた。

田中さんとは、マルエムの田中信成氏。マルエムといえば、バランスウェイトやバルブ、作業用シートカバー・ステアリングカバーをつくり続ける老舗だ。田中さんはその海外事業部に所属する気鋭の若手社員である。

そんな田中さん一押しのバランスウェイトが、鉄製貼り付けウエイトの『Fe-ALシリーズ』。5kg入の「Fe-AL5」と2.5kgの「Fe-AL2.5」がラインナップされている。一般的にバランスウェイトは、ホイールのリムに打ち込む「打ち込み型」と、ホイールの裏側に貼り付ける「貼り付け型」がある。そのなかでも、本来のホイールデザインを損なわない裏方役に徹する貼付け型が主流で、それが鉛製と鉄製の2タイプに分かれる。

作業効率性とデザイン性の両立で一歩先へ

このFe-ALシリーズには、ユーザーと作業スタッフに向けてそれぞれのメリットがある。作業現場においては「作業がしやすい」という点。セパレーター(剥離紙)がオーバーシールになっているので、軍手のままでも剥がしやすくて貼りやすく、作業効率アップにつながる。

「これらは、ピットスタッフが使いやすいものを目指した商品のひとつ。現場のピット作業員たちの声をくみ取り、より早く的確に作業ができるパーツを目指しています」(田中さん)。

マルエム製バランスウェイトを導入しているタイヤ市場加須店(埼玉県、ビバモール加須一番街)では、マルエム製のバランスウェイトをサッとつけるスタッフの姿があった。

また、ユーザー目線でのメリットは、「とにかく裏方に徹する」(田中さん)という点。田中さんは、「ガンメタリックがすごく売れていますね。ドレスアップを目的に履き替えるホイールに、ガンメタが台頭してきた」と、ガンメタ色の開発背景を教えてくれた。

「バランスウェイトがスチール色だと“あと付けパーツ感”が出てしまうし、黒だとそこが単純に目立つ。そこにガンメタがおすすめなのです。ガンメタリックは、ホイールのディティールを引き出すために、徹底的に裏方役に徹する。とにかく黒子に徹してくれる点が市場で受けていますね」。

都市部のカー用品店や、季節ごとにタイヤを交換する積雪地域のタイヤ販売店などで常用されるマルエム製バランスウェイト。作業効率向上という点のほかに、このガンメタ色を追加した意図について、マルエムの巖谷祐一代表取締役はこう語る。

「通常のスチール色やブラックに加えて、刻印もシャープできれいになったガンメタリックを加えた点です。もともとメーカーとしてカー用品店やディーラーとのBtoBによる製品開発がほとんどだったが、これからユーザーの声を聞き入れながら、ニーズにマッチした商品をいち早く手がけていきたい」。

ホイールのデザインを引き立てて頑丈、キャップも好評

「ホイールのデザインやディティールをより引き立てるならば、バランスウェイトだけじゃなくて、外側に露出するバルブにもこだわってみてください」。

そう田中さんがアドバイスするように、バランスウェイトの次は、バルブまわり。バルブとは、タイヤにエアーを送り込む入口。ホイールのリム円周上にポコッと出っぱるノズルのこと。

マルエムのバルブ類は、日本専用オリジナル品(TR415除く)のスナップインバルブ、優れた耐酸性、全品ショートタイプ耐熱コア入りが特徴だ。

「たとえば、シルバーやメッキ調で輝くホイールに、黒いゴムキャップのバルブは残念ですよね。せっかくいいホイールでドレスアップしたんですから、ここは目立たず、ホイールのデザインやディティールを引き立てるクロムメッキキャップを選んでほしい」と田中さん。

同社が推す「スナップイン・チューブレスバルブ(クロムメッキスリーブ、キャップ付)」は、既存のバルブ芯の材質にマッチした機能性も持つと巖谷代表はいう。

「いまのクルマは、バルブの芯の部分が真鍮でできています。これに被せるキャップが、アルミ製だと腐食してしまう。また、酸性雨や潮風にさらされると、アルミが溶け出して固着し、外しづらくなってしまうのです。こうしたハードルをクリアするには、銅製やプラスチック製のキャップにクロムメッキを重ねるという手法が最適です」(巖谷代表)。

さらに巖谷代表は、このメッキ調キャップのメリットについて「クロムメッキを施したキャップが光に反射し、ホイールの立体感を引き立ててくれます。ホイールに鏡を置くようなイメージで、ホイールデザインに同化しながらも、ディティールをさらに引き出す役目を持つんです」とも教えてくれた。

作業用消耗品からドレスアップパーツまで、世界進出へ

バランスウェイトやバルブ類を展開するマルエムは、ピット作業で使用するシートカバーやフロアシート、ステアリングカバーなど、いわゆる作業用消耗品も供給する。

ピット作業時、お客様のクルマを汚れやキズから守る、シートカバーやフロアシートは、リサイクルも出来るポリエチレン製。有害ガスを発生しないので、地域に依っては、燃えるゴミとして処理できるのはもちろん、さらにその先にマルエムのこだわりがある。

「フロアシートはデザインと素材を刷新しました。フロアシートは従来、2層のポリエチレンでできています。上面がざらざらっとした素材、下面がつるつるっとした素材。この両素材を張り合わせていたんです。このことで、上面でピット作業員の足が仮にすべったとしても、シートとマットの接点はすべらない」と巖谷代表は話す。

「現在は、これをつるっとした素材の1面だけを使い、ノンスリップ材を含有させて滑りにくい構造にしています。シートカバーやタイヤ袋などをトヨタディーラーに納入した実績もあり、そこから横展開しカンボジアやタイなど海外へも拡大しました。日本で製造し、メイドインジャパンの確かな品ということで、ASEAN地域などにさらに広がる見込みです」(巖谷代表)。

マルエム製のシートカバーやフロアマットは、ピット作業時の「縁の下の力持ち」。前出のバランスウェイト交換時も、フロアマットやシートカバーが活躍。作業終了後はあっという間にどこかへ消えてしまう商品だが、「これも使いやすいと、ピットクルーの人たちから声をもらっている」(巖谷代表)とのことだ。

カーディーラーやカー用品店、タイヤ販売店などをメインに供給していたマルエムはいま、海外を含めたエンドユーザーに目を向けている。巖谷代表には、こんな思いがあるという。

「日本の若者たちのクルマ離れがすすむなか、もっと若者層に楽しんでもらえるパーツを開発・製造していきたいですね。いっぽうで、ASEAN諸国の若い人たちは、クルマに憧れを持っていたり、これからクルマが普及するエリアもあります。今後は、カンボジアやマレーシア、タイなど、クルマのドレスアップに敏感なエリアで、エンドユーザーの嗜好性を感じ取りながら先行納入し、その反応をみながら国内販売モデルも手がけたい」。

マルエムのホームページはこちら

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る