ガスパン遊びでクルマを吹っ飛ばしたか、激発物破裂容疑で男を逮捕

自動車 社会 社会

大阪市内で駐車中のクルマの車内にライター用のガスを充満させ、これを爆発させて周辺被害をもたらしたとして、爆発したクルマの中にいた男が激発物破裂容疑で逮捕された。事件後に現場となったマンションから香川県内に転居していた。

☆☆☆

今年3月、大阪府大阪市東淀川区内のマンション駐車場で、駐車中の乗用車にライター用のガスを充満させ、これを爆発させたとして、大阪府警は30日、このクルマに乗っていた26歳の男を激発物破裂容疑で逮捕した。

大阪府警・東淀川署によると、問題の事件は2018年3月29日の午前3時50分ごろ発生している。大阪市東淀川区南江口1丁目付近にあるマンションの駐車場内に駐車されていた乗用車が突然爆発。このクルマが大破するとともに、周辺に駐車されていた他の車両や、現場となったマンション2~4階にある15部屋の窓ガラスなどが損壊する被害が出た。

クルマには26歳の男が乗車していて顔面ヤケドなどの重傷を負ったが、車内からはライター用のガスボンベ数本が発見されており、警察では現場の状況から男がクルマの車内にガスを充満させ、このガスに引火したことで爆発に至った可能性が高いことが判明している。

男は事件後に香川県多度津町内へ転居していたが、警察は身柄を大阪府内に移して捜査を行うことを決め、30日に男を激発物破裂容疑で逮捕した。

警察の聴取に対して男は「弁護士が来てから話す」として黙秘しているという。警察ではガス吸引を行っていたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

逮捕された男が車内にガスを充満させた動機としては「自殺意図」なども考慮されているが、最も有力視されているのは「ガスパン遊び」とみられている。ライター用のブタンガスを吸い、酩酊状態に陥ることを楽しむというものだ。トルエンのような有機溶剤よりもライター用ガスは入手しやすく、しかも安価。一方でライター用のガスだけに引火しやすく、しかも引火爆発時の膨張力が凄まじいため、今回のような周辺被害も巻き起こしてしまう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞがキャンピングカー専用シャシーにワイドキャブロング追加、カスタム仕様「GeoRoam」初公開…東京オートサロン2026
  2. なぜ『オーラNISMO』がベースなのか? 強引にエクストレイルのe-POWERを搭載した、日産最小のスーパーカー…東京オートサロン2026
  3. 「パッソの代わりに日本でも…」トヨタ初のAセグ・フルハイブリッド車『アイゴX』に、日本導入を望む声
  4. 「売られた喧嘩は買う」と豊田会長、トヨタ自動車の三番勝負…東京オートサロン2026
  5. 日本最大級のクラシックカー祭典、「ノスタルジック2デイズ」が2月開催、前売券は1月17日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る