VWの次世代EV、『I.D.』の生産準備…eシミュレーターでエンジニアの訓練開始

エコカー EV
フォルクスワーゲンのeシミュレーター
フォルクスワーゲンのeシミュレーター 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは6月1日、次世代EVの『I.D.』ファミリーの生産開始に向けた準備に着手した、と発表した。

【画像全4枚】

I.D.ファミリーは、フォルクスワーゲンの次世代のEV。フォルクスワーゲンは2020年、最初のI.D.ファミリーとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトな4ドアEVの『I.D.』を発売する予定。

これに続いて、SUVセグメントには『I.D. CROZZ』を投入する計画。さらに、MPVの『I.D. BUZZ』が順次、市場に投入されることが決まっている。

フォルクスワーゲングループは今回、このI.D.ファミリーの生産開始に向けた準備に着手したと発表。まずは世界から100人のエンジニアをドイツ・ツヴィッカウに集め、I.D.ファミリーのモジュラー電動ツールキット「MEB」をベースとした生産の訓練を開始した。

このトレーニングには、「eシミュレーター」を導入。エンジニアが、EVの本格量産で起こり得る生産段階でのエラーを、分析できるようにした。なお、フォルクスワーゲングループは2020年の最初のI.D.ファミリーの量産立ち上げまで、このトレーニングを拡大実施していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ、新基準原付の110cc『スーパーカブ』『クロスカブ』3機種を発表…34万1000円から
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  4. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  5. あの伝説のホイール“TE37”に23インチが登場?! 技術の進化は止まらない、レイズの新世代スタンダードを体現PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る