観光バスの運転者が疾病原因で意識喪失、乗客が手分けして止める

自動車 社会 社会

対面通行の自動車道を走行中の観光バスが蛇行を始め、側壁などに接触する事故が起きた。運転者は疾病原因で意識を失っており、乗客が連携してハンドルやブレーキを操作してバスを止めたという。

☆☆☆

3日午後2時40分ごろ、富山県南砺市内の東海北陸自動車道を走行していた大型観光バスが対向車線側へ逸脱したことに乗客が気づいた。運転者は疾病原因で意識を失っており、乗客によってバスは停車したという。

富山県警・高速隊によると、バスが停車したのは南砺市上見付近で片側1車線の対面通行区間。バスはこの手前から約2kmに渡って蛇行を繰り返していたが、乗客が異変に気づいて運転していた54歳の男性に声を掛けたところ、男性はすでに意識を失った状態だった。

このために乗客3人が手分けしてハンドルやブレーキを操作してバスを路肩に停車させたが、蛇行した際に側壁などに接触しており、これによって転倒した別の乗客3人が打撲などの軽傷を負った。運転していた男性も近くの病院へ収容されたが、くも膜下出血で意識不明の重体となっている。

バスは岐阜県内から石川県内へ向かう途中だった。警察では運転中に体調を急変させたものとみて、勤務先に事情を聞くなどして事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

今回は観光バス、それも昼間の運行だったから乗客も異常な事態にすぐ気がつき、連携して対処にあたることができたものの、これが乗客のほとんどが眠りについている夜行高速バスだったとしたならば、もっと重大な事故に発展していたかもしれない。

《石田真一》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  2. ホンダ、カブトと共同開発のフルフェイスヘルメット『KF-2F』発表…EICMA 2026
  3. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
  4. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  5. トヨタ『カローラ』次期型、「スポーツ」と「ツーリング」はどうなる? セダンとハッチバックを統合か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る