自転車で横断の男性がひき逃げされ死亡---自転車を挟み込んだまま走行

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4日午後8時ごろ、埼玉県深谷市内の県道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた高齢とみられる男性に対し、交差点を左折進行してきた大型トラックが衝突した。男性は死亡。トラックは逃走したが、警察は後に運転者の男を逮捕している。

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埼玉県警・深谷署によると、現場は深谷市上柴町東3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。60~70歳代とみられる男性は自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、交差点を左折進行してきた大型トラックにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。トラックはそのまま逃走したが、事故から約10分後に群馬県桐生市内に在住する63歳の男から「走行中に異音を感じたので停車した」という内容で警察に通報があり、同署員が確認したところ、このトラックが被害男性の自転車を挟み込んだまま走行していたことが発覚。警察は後にこの男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は道路照明があり、夜間でも見通しの良い交差点。自転車とトラックは同方向へ走行しており、双方とも信号は青表示だった。聴取に対して男は「気が動転して逃げてしまった」などと供述しているようだ。警察ではトラックが左折した際に安全確認を怠ったものとみて、死亡した男性の身元特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は大型車の通行も多い区間。事故は左折時の巻き込み状態で発生していた。
被害男性の乗っていた自転車は事故を起こしたトラックの車輪に挟み込まれ、容易に除去できない状態で留まっていたという。

《石田真一》

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