マツダ ロードスター 一部改良…これまで以上に人の感覚に合わせて

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ ロードスター キャラメル・トップ
マツダ ロードスター キャラメル・トップ 全 28 枚 拡大写真

マツダは、2シーターオープンスポーツ『ロードスター』および『ロードスター RF』を一部改良するとともに、特別仕様車「ロードスター キャラメル・トップ」を設定し、6月7日から予約受注を開始、7月26日に発売する。

今回の商品改良では、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」を進化させ、これまで以上に人間の感覚にあった上質にして気持ちのよい人馬一体の走りを目指した。ロードスター RFに搭載する「SKYACTIV-G 2.0」は、高回転域での吸入空気量アップ、回転系部品の軽量化、吸排気損失の低減、燃焼期間の短縮などを達成。全回転域でトルクを向上させ、高回転域では出力性能を15%以上高めながら、最高回転数も6800rpmから7500rpmに引き上げた。さらに燃費・環境性能も向上させるなど、エンジンそのものの性能を飛躍的に高めた。またエンジンサウンドは、駆動系からのノイズを排除した上で、サイレンサー内部構造をすべて見直し、低回転から高回転までリニアで伸び感のある力強い音色を造り込んだ。

一方、ロードスターに搭載する「SKYACTIV-G 1.5」は、気持ちの良い加速感と伸び感はそのままに、今回SKYACTIV-G 2.0で開発した燃焼改善技術を織り込み、全回転域のトルクを現行同等以上に高めながら、環境・燃費性能を向上させた。

特別仕様車キャラメル・トップは、ソフトトップ「Sレザーパッケージ」をベースに、ブラウン色の幌と、新色スポーツタンのレザーシートを備えたインテリアを採用。これまでのロードスターとは一味違う、お洒落で上品な大人の甘さが香るカラーコーディネーションとなっている。

また、今回の商品改良により、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の多くの装備を全機種標準化することで、マツダはスポーツカーも含めた、国内で販売する主要7車種すべてにおいて「サポカーS・ワイド」に該当することとなった。

価格はロードスターが255万4200円から325万6200円、ロードスターRFが336万9600円から381万2400円。特別仕様車キャラメル・トップは6MTが309万4200円、ATが320万7600円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  4. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  5. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る