タクシーの実物が展示された理由…東京おもちゃショー2018

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都内で5台しか走っていないチェッカーキャブの「チェックル」タクシー
都内で5台しか走っていないチェッカーキャブの「チェックル」タクシー 全 3 枚 拡大写真

数多くの玩具が並ぶ「東京おもちゃショー2018」で畑違いの業界から出展があった。それはチェッカーキャブ無線協同組合で、タクシーの実車を展示していたのだ。同組合が東京おもちゃショーに出展するのは初めてである。

【画像全3枚】

しかし、そのタクシーをよく見ると、通常のチェッカーキャブのタクシーとどこか違うのだ。おわかりだろうか。屋根のあんどんや側面のボディ、そして後席シートにキャラクター「チェックル」が描かれているのだ。

「子どもや女性、高齢者に向けて、もっと気軽にタクシーを利用してもらいたいとの思いから企画されてタクシーなんです。しかし、2年前からスタートしたものの、ほとんど知られていないのです。そこで認知度を上げるために、子どもやお母さんがたくさん訪れるおもちゃショーにタクシーを展示し、乗務員体験をしてもらうことにしたのです」と同組合の関係者は説明する。

現在、チェッカーキャブのタクシーは東京を5つの地域に分け、計3800台走っている。そのうちの5台が「チェックルタクシー」になっており、必ず各地域に1台走っているという。文字通りの限定タクシーで、乗車するといいことがあるそうだ。

「乗れたらラッキーということで、乗車記念のカードを渡し、子どもや女性の場合はチェックルが描かれたLEDライト付きキーホルダーやぬいぐるみストラップなどのグッズをプレゼントしているのです」と同組合の関係者。

毎日20~30人のお客が乗車しているそうだが、このタクシーを無線で呼ぶことはできず、流しを見つけて乗車して欲しいとのこと。東京おもちゃショーでは、ブースの近くを通る来場者にしきりに声を掛け、パンフレットを渡すとともに抽選に参加してもらい、グッズなどをプレゼントしていた。ちなみに特等はタクシーの乗車券だ。

現在、タクシー業界は運送業界と同様に人手不足の問題で悩んでおり、このような取り組みを通してチェッカーキャブに子どものうちから親しみを持ってもらい、乗務員になってくれる人を増やしたいという思いもあるようだ。

《山田清志》

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