完全自動運転車でアウトドアスポーツ、VW セドリック に進化版…CEBIT 2018

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VWセドリック・アクティブ(CEBIT 2018)
VWセドリック・アクティブ(CEBIT 2018) 全 6 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは6月11日、ドイツ・ハノーバーで開催したITに特化した世界有数の国際見本市「CEBIT 2018」のプレビューイベントにおいて、最新の自動運転コンセプトカー『セドリック・アクティブ』を初公開した。

『セドリック』は2017年春、ジュネーブモーターショー2017で発表。フォルクスワーゲンが初めて、「レベル5」の完全自動運転を実現するために開発したコンセプトカー。フォルクスワーゲンが想定するセドリックの使われ方には、ドライバーは存在しない。キーワードは、「ボタン」。ボタンにタッチするだけで、誰もが、いつでも、どこからでも移動することができるのが特徴。

例えば、出張や旅行先では、自宅に居る時と同じようにボタンを押すだけで、セドリックは自動運転による共有モビリティビークルとして、ユーザーの元へ。また、子供たちを学校に送迎し、両親を会社まで連れて行き、自動で駐車スペースを探し、注文した商品を受け取り、駅に到着した来客を出迎えて帰ってくることも可能。一連の動きはすべて、ボタン操作、ボイスコントロール、またはスマートフォンアプリを使用して、完全に自動的、確実かつ安全に行われる。

今回、CEBIT 2018のプレビューイベントで初公開されたセドリック・アクティブは、このセドリックの進化版。アウトドアスポーツでの使用を想定した自動運転車を提案する。

セドリック・アクティブには、ルーフラックが装着されており、サーフボードをはじめウィンドサーフィンに必要なフルセットを積載できる。ボタンを押すだけで、セドリック・アクティブが迎えに来て、乗客と荷物を快適かつ安全にウィンドサーフィン会場へ輸送する。フォルクスワーゲンは、将来のアウトドアスポーツは、マイカーが必要ない時代になるだろう、としている。

《森脇稔》

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