中央分離帯の設置された国道を逆走したクルマ、順走のトラックと正面衝突

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中央分離帯が設置されていた国道のバイパスを逆走していた軽乗用車と、順走していたトラックが正面衝突する事故が起きた。

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20日午前4時30分ごろ、茨城県五霞町内の国道4号バイパスを逆走していた軽乗用車と、順走していた中型トラックが正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた高齢女性が収容先の病院で死亡している。

茨城県警・境署によると、現場は五霞町大福田付近で片側2車線の直線区間。上下線の間には中央分離帯が設置されている。軽乗用車は上り車線側を逆走していたところ、順走してきた中型トラックと正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は中破。運転していた栃木県那須塩原市内に在住する79歳の女性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約6時間後に死亡した。トラックを運転していた45歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。警察では軽乗用車が交差点から対向車線側へ誤進入したものとみて、進入地点の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場の中央分離帯は乗り越えられる構造にはなっておらず、このことから軽乗用車は交差点で右左折した際に対向側へ誤進入した可能性が高いとみられる。警察では防犯カメラ映像などを分析し、誤進入が発生した交差点の特定を急ぐとともに、目撃情報の収集も進めている。

《石田真一》

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