加工食品を輸送するトラックドライバーの労働環境を改善 関係者間で検討へ

自動車 社会 行政
荷待ち時間のサンプル調査で、加工食品の配送が最悪だった。
荷待ち時間のサンプル調査で、加工食品の配送が最悪だった。 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、関係省庁と連携し、店頭などにも並び身近なものとなっている加工食品の物流の効率化、トラックドライバーの労働時間の改善策を検討する。調査で、荷待ち時間が最も長くて効率が悪かったのは加工食品物流となっている。

トラック運送業では、ドライバー不足が大きな課題となっており、物流が継続的にその機能を果たしていく上で、トラックドライバーの長時間労働の改善を図るとともに、物流の生産性向上を図っていくことが求められている。

物流の生産性向上のためには、個々の輸送品目ごとに抱える課題や特性に違いがある。昨年7月に実施した荷待ち時間のサンプル調査で、荷待ち時間が最も長くて効率が悪かったのは加工食品物流だった。このため、国土交通省では、加工食品物流を対象に、トラック運送事業者、発着荷主などの関係者が連携してサプライチェーン全体で、生産性向上とトラックドライバーの労働時間改善を検討する。

「加工食品物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会」を新設、6月29日に初会合を開く。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  5. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る