ゆりかもめ、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東京電力エナジーパートナー(東電EP)の3者は7月2日、モバイルバッテリーのレンタルサービスに向けた実証実験を同日から開始したと発表した。
このサービスは『充レン』と呼ばれるもので、イベント会場や商業施設などが多数存在する、いわゆる「お台場エリア」にモバイルバッテリーの需要が高いことが想定されることから、そのレンタル機器を設置することになった。
16か所の駅や施設などに計20台が設置され、駅ではゆりかもめが新橋・汐留・お台場海浜公園・台場・テレコムセンター・青海・国際展示場正門の各駅、りんかい線が東京テレポート駅に設置される。
利用料金は、レンタル当日から翌日24時まで1台300円(税別)。返却はレンタル機器の設置箇所ならどこでも可能。
この実証実験は12月31日まで実施され、東電EPでは「お客さまの利用ニーズや利便性についての検証を行うとともに、今後、複数の地方自治体や企業と連携することで機器の設置エリアを拡大し、実用化を目指してまいります」としている。