ZMPは、物流支援ロボット「キャリロ」に自動運転技術を応用した無人搬送機能を搭載した自律移動モデルを年内に発売すると発表した。
ZMPは自動運転技術を応用したキャリロ ビジュアルトラッキング方式によりキャリロの自律走行を実現した。キャリロは走行しながら自己位置や走行指示情報を画像認識により取得し、人手を介在することなく安定したルート走行を行う。また走行指示情報はタブレットを通じて変更でき、あらかじめ走行ルートをパターンとして設定するだけで、随時走行ルートを変更できるので、フレキシブルな運用にも対応する。
自律移動モデルも従来機種同様、追従機能を搭載する。業務内容に応じて追従機能と自律移動機能を使い分けることにで生産性を向上。例えば、先頭のキャリロを自律移動機能を使い先導用車両とし、後続のキャリロが追従機能を使うことで、無人での隊列搬送も可能となる。