日産自動車の米国法人、北米日産は7月3日、2018年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は78万0695台。前年同期比は4.8%減とマイナスに転じた。
全販売台数78万0695台のうち、乗用車は前年同期比12.2%減の34万5134台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同期比2.1%増の43万5561台と好調が続く。
日産ブランドの上半期実績は、70万8525台。前年同期比は4.3%減とマイナスに転じた。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、12万3792台。前年同期比は15.4%減と、2桁の落ち込み。『セントラ』は11万5676台を販売。前年同期比は2.8%増と回復した。『ヴァーサ』は4万5684台にとどまり、前年同期比は19.2%減。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同期比23.7%減の2万4052台と後退。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、21万5202台を販売。前年同月比は10%増と、改良新型モデル投入の効果で、2桁増を維持した。中型SUVの『パスファインダー』は、25.9%減の3万3702台と後退。フルサイズピックアップトラックの『タイタン』も、4.8%減の2万3294台とマイナスに転じた。
日産自動車の2017年の米国新車販売は、159万3464台と新記録を達成。前年比は1.9%増だった。