買物だけじゃないカーシェア、旅行での利用も急上昇 タイムズ調べ

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タイムズカープラス(カーシェアリング)
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タイムズ24は7月3日、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」個人会員を対象に実施した「カーシェアリングに関するアンケート」の結果を発表した。

調査はタイムズカープラス個人会員を対象に6月4日から6日の3日間、非公開型インターネットアンケートで実施。1万2616名からの有効回答を得た。

調査結果によると、タイムズカープラス入会のきっかけは、約半数の49%が「近くにステーションがあった(できた)」。使いたいときにいつでも使える環境にあることが入会のきっかけにつながっている。世帯所有の自家用車については20%が「ある」と回答、2011年の2倍となっているが、クルマがありながらカーシェアを利用する理由は「出先での移動手段」47%、「家族が使っているときに使えないから」35%、「自分の所有するクルマではなく気を使うため」10%と続いている。なお、2011年に実施したアンケートでは「何かあった時の保険」との回答が21%にものぼっていたが、今回の調査結果では6%に減少している。

公共交通機関と組み合わせたカーシェア利用については、41%が「ある」と回答。利用経験者のうち77%が「電車」との組み合わせ、以下、「新幹線」36%、「飛行機」24%と続いている。利用シーンは「買い物」が65%でダントツのトップ。以下、「ドライブ」35%、「送迎」29%、「荷物の運搬」26%と続いており、日常的な利用が目立つ。一方、「旅行」で利用する人も22%にのぼり、2011年の6%から、3倍以上となっている。カーシェア利用で生活にどのような変化があったか聞いたところ、「行動範囲が広がった」が40%で最多。以降、「休日の外出頻度が増えた」17%に続き、12%が「生活が豊かになった」となっている。

また、カーシェア利用でクルマへの興味に変化があったかを聞くと、31%が「以前より興味を持つようになった」と回答。18歳~24歳では72%、25歳~29歳では60%にのぼり、若い世代ほど興味を持つようになっている。さらに、クルマの購入意欲についての質問では、17%が「カーシェアを始めてから自分のクルマがほしいと思った」と回答。自家用車を持っていない人に限ると、12ポイント高い29%となっている。これまでクルマで移動する機会が少ない人ほど、カーシェアリングでクルマの便利さを実感し、購入意欲も上昇するようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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