【MX-5カップジャパン 第3戦】堤優威、接戦を制し開幕3連勝

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堤優威
堤優威 全 10 枚 拡大写真

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップジャパン」第3戦が7月1日、鈴鹿サーキットで開催された。

8時30分からの予選は、スリップストリームを狙った駆け引きがあり、30分間の予選時間の半分を過ぎてから大半の車両がアタックを開始。開幕2連勝中の堤優威が2分30秒172と一旦はトップタイムを出すものの、スリップを活かした梅田剛が2分29秒429で初ポールを獲得した。以下、吉田綜一郎、堤、村上博幸、TOMISAN、小原健一、梶谷太郎、加藤仁の順となった。

決勝はほぼ予定通りの16時4分にローリングでスタート。3番手から出た吉田は、堤とポールの梅田をかわしてトップに躍り出る。次周では堤が梅田を抜き、その勢いのまま1コーナーで吉田の前に出るが、吉田も負けじとすぐに抜き返す。梅田は村上にもかわされ4 番手に後退。5周目、5番手を走っていたTOMISAN が130Rでコースアウトして、セーフティカーが導入。再スタートで堤がトップに出るが、吉田と村上をかわした梅田も譲らない。スリップストリームが効きやすいボディのため、トップに立っても直線で後続車との差が縮まり、トップグループでのサイドバイサイドのバトルが毎周続く。

ファイナルラップとなった16周目、まず堤が先行するも、梅田、吉田で3ワイドとなる場面もあり、一時は後退。ところが再びスプーンカーブからの脱出で梅田がアウトに膨らんだ所を見逃さず、堤がインから抜け出すことに成功。そのままバックストレートでリードを広げた堤が、3戦連続のトップチェッカーを受けた。以下、村上、吉田、梅田、小原、梶谷という結果となった。

全5戦で争うシリーズ第4戦は、8月19日に岡山国際サーキットで開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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