Door to Door ナビゲーション、クラリオンから登場---使い心地を体験

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
Clarion・NXV987Dなら、
Clarion・NXV987Dなら、"Door to Door ナビゲーション"が可能となる。 全 8 枚 拡大写真

Clarionの最新カーナビゲーション『NXV987D』が、7月1日より発売開始されている。当機の最大の見どころは、"Door to Door ナビゲーション"に対応したこと。他にはない先進の機能を携えたセンセーショナルなこのニューモデルの、凄さの真髄とは…。

【画像全8枚】

デモカーに搭載された実機に触れ、そこのところを実体験してきた。そのリポートを詳細にお伝えしていく。

■従来機から搭載の"Quad View"がますます進化。操作性が一層向上。

注目の"Door to Door ナビゲーション"という機能についての解説の前にまず、従来機から引き継がれている当機ならではのスペシャリティを明らかにしておきたい。

そのスペシャリティとはズバリ、"Quad View(クワッド・ビュー)"と"高精細9型HDディスプレイ"、この2つだ。

"Quad View"とは、9型の大画面上でナビゲーション/オーディオ/ツール/アプリの4つのエリアを1画面に表示し、画面切り替えなしで多くの情報を瞬時に認識できる、という機能である。また、画面表示のサイズを自在にスムーズに切り替えられることもストロングポイント。9型のフル画面表示(計4パターン)、均等4分割表示、メインエリアを約6.7型で表示する4分割表示(計4パターン)、これら計9つの表示スタイルの中から、状況に応じて任意にサクサクと好みの画面表示サイズに変更できる。

なお『NXV987D』では、"Quad View"の操作性が一層向上されている。進化点は主に2点。1つは、「表示エリア場所の入れ替えが可能になったこと」。均等4分割表示時に、ドラッグ操作でエリアの位置を簡単に移動させられるのだ。これにより、使用頻度の高い画面を好みの位置に置くことが可能となった。

2つめの進化点は、「"全画面優先モード"が設定されたこと」。当モードを選んでおくと、任意のエリアをタップするそのワンアクションだけで即、全画面表示に切り替えられる。

そして"Quad View"が快適に動くそのモニターは、1280×720ドットの高解像度を誇る"高精細9型HDディスプレイ"。地図も映像系ソースも、鮮明にクッキリと映し出す。

■"Door to Door ナビゲーション"では、クルマを降りてからもドライバーをサポート!

さてここからは、ニューモデル『NXV987D』の最注目ポイントである"Door to Door ナビゲーション"について解説していく。

当機能はその名のとおり、「出発から帰宅まで、徒歩を含む移動をすべてサポートする機能」である。スマートフォンにインストールした専用アプリ"Smart Access 4Car"(無料)とナビゲーションが連携し、ドライバーを自宅から目的地の入り口までナビゲートしてくれる、という機能である。

これによってもたらされる利点を具体的に紹介していこう。まず1つ目は、「出発前に目的地設定が行えること」だ。

ところでこれまでのカーナビゲーションでは、目的地検索をいかにスムーズに行えるか、この部分を磨き上げることも1つのテーマとなっていた。音声認識などはその代表例と言っていい。各社はさまざまな英知を注ぎ、目的地検索の効率化を図るべく改良を重ねてきた。

ところがなんと"Door to Door ナビゲーション"では、ナビを使用した目的地検索作業がほぼ"ゼロ"になる。家にいるとき、または通勤電車の車内の中でも(つまり通信できる場所ならどこに居ても)あらかじめ目的地設定を完了できる。ドライブ当日にはクルマに乗り込みナビを起動すれば、直ちに目的地設定が完了し即出発できるのだ。

利点の2つ目は、「クルマを降りた後の、徒歩で向かう先を最終目的地として設定できること」だ。ここがまさしく"Door to Door ナビゲーション"の真骨頂。例えば街中のレストランに行きたいときに、近くの駐車場までのルート案内をした後そこからお店の入り口までの徒歩ルートも表示してくれる。ここまでを可能としているナビゲーションは、今のところ他では見当たらない。

そして3点目は、「走行中に同乗者がスマホで目的地検索を行えること」。例えば、ドライブの途中で急にコンビニに寄りたくなることがよくあるが、そんな時に"Door to Door ナビゲーション"では、同乗者がスマホでサクサクとコンビニを探せ、その地点情報を速やかにナビに送り目的地として設定できる。

■駐車場の候補は10箇所までリストアップ可能。しかも満空情報も把握できる!

"Door to Door ナビゲーション"の凄さを、実際に操作して体験してみた。ここからはそのリポートをお伝えしていく。

テストはClarion本社の会議室で開始した。まずは会議室にて、スマホアプリ"Smart Access 4Car"でClarion本社の向かいにあるショッピングモールを検索。

検索をかけると、彼の地の住所、営業時間、電話番号、URL、口コミ情報、さらには写真までも確認できた。なおこれらは、Google Maps Platformとの連携により得られる情報だ。多くの方がご存知のとおり、Google Mapsには膨大な情報が格納されている。"Door to Door ナビゲーション"はそれとリンクし、ユーザーの快適な目的地検索をサポートする。

続いていよいよそのショッピングモールを目的地として設定する段になるわけだが、このときスマホの画面には、"ここに行く"というボタンと"駐車場を探す"というボタンが現れている。当然ながら駐車場の状況は知りたいところだ。なので"駐車場を探す"ボタンを押すと…。

すると、施設内にある各所の駐車場と、さらには周辺のコインパーキングまでもが台数や駐車料金、最大料金などの情報とともに目的地の候補としてリストアップされた(候補の数は最大10箇所)。しかも満空データがある駐車場の場合にはその情報まで知ることができるので、それも勘案して利用したい駐車場を決定できる。

こうすることで、選択した駐車場がクルマのゴールとして、そして施設そのものがドライバーの最終目的地として設定できた。

■目的地設定した駐車場が満車となれば、代替駐車場をナビが提案!

ここまでを完了させてからデモカー「トヨタ・シエンタ」に向かった。そしてクルマに乗り込みナビが起動するやいなや、先ほど選択した駐車場を目的地として設定でき、しかも徒歩で向かう目的地もナビ上に記された。到着予想時間も、駐車場までのものと徒歩を含めた到着予想時間のそれぞれがナビ画面に表示され、しかもスマートフォンの画面には、クルマを降りてからの徒歩ルートも表示されている。あとは走り出すだけだ。

ところで、目的地設定したときには空いていた駐車場が行ってみたら満車だった、なんてことは往々にして起こり得る。"Door to Door ナビゲーション"では、なんとそれへの対策も盛り込まれている。目的地に近づくとリアルタイムの満空情報を自動で照会し、もしも設定した駐車場が満車となっていたら「駐車場の変更がナビゲーションから提案される」のである。なんとも賢い…。

また、"Door to Door ナビゲーション"では、帰りについても"Door to Door"でドライバーを自宅まで案内してくれる。用事がすみ帰路に就こうとするときに、クルマを停めた場所までの徒歩ルートを表示してくれるのだ。停車した地点情報をアプリが記憶してくれているので、"Door to Door ナビゲーション"ではクルマをどこに停めたかを分からなくなることがない。

いかがだったろうか。"Door to Door"の案内を文字どおり完ぺきに実現可能な『NXV987D』。“できること”が他よりも1歩先んじた、"革新的な1台"と言って間違いない。

なお当機は従来機『NXV977D』と同様に、ハイレゾ音源の再生にも対応している。さらにはデジタルコアキシャル端子を活用して、Clarionだけのスペシャルカーオーディオシステム『Full Digital Sound』とのデジタル接続も可能だ。ソースユニットからスピーカーまでの完全フルデジタル伝送を実行できる、最新の高音質システムをも構築可能だ。

ちなみにClarionの市販向けカーナビゲーションは実は、『NXV977D』から"Apple CarPlay"および"Android Auto"にも対応している。これらを活用することで、スマホの主要アプリをナビ画面で操作することも可能となる。普段からスマホを使い倒している方は特に、これらを活用することでカーライフの利便性がさらに向上するはずだ。

先進の利便性を携えたClarionのニューカーナビゲーション『NXV987D』。近未来的な使い心地を味わいたいと思ったら、『NXV987D』は候補の筆頭になり得るだろう。要注目。

Clarionから"Door to Door ナビゲーション"に対応した超注目機登場! その革新の使い心地を実体験!

《太田祥三》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『GR KART』発売、子どもから大人まで共有できる入門用カート…38万5000円
  2. 日産『エクストレイル』、車中泊仕様「マルチベッド」を改良…536万2500円から
  3. VWグループ、「未来計画2030」を承認…5万人削減・モデル半減など大規模変革へ
  4. スバル『プレオ プラス』改良モデル発表、最新世代エンジン搭載…110万7700円から
  5. 「駐車場に収まるレクサスが…」コンパクトSUV『UX』生産終了にSNSで惜しむ声、次期型への期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
ランキングをもっと見る