アウディ RS6 を電動化、1018hpの俊足ワゴンに…フォーミュラEのノウハウ導入

エコカー EV
アプトRS6-E
アプトRS6-E 全 3 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置くアプトスポーツライン(ABT Sportsline)は7月5日、アウディ『RS6アバント』(Audi RS6 Avant)をベースにした電動コンセプトカー、アプト『RS6-E』を発表した。

アプトスポーツラインは、アウディやフォルクスワーゲンのカスタマイズを手がける。代表のハンス-ユルゲン・アプト氏は、アウディのフォーミュラEワークスチーム「アプト シェフラー アウディ スポーツ」の代表も務めている。

アプトRS6-Eには、フォーミュラE参戦のノウハウを導入して、アウディ最速の1台、RS6アバントを電動化。モーターは100km/h以上の領域で作動し、288hpのパワーと32.3kgmのトルクを引き出す。

また、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンも、吸排気系を中心にチューニング。最大出力は560hpから730hpへ、170hp引き上げられた。このエンジンとモーターの組み合わせにより、システム全体で1018hpのパワーと131.6kgmのトルクを獲得する。

モーターの電力は、蓄電容量13.6kWhのバッテリー(二次電池)が供給。モーターはボタン操作によって作動し、高速域での加速をアシストする。0~100km/h加速は3.3秒、最高速は320km/h。ベース車両のアウディRS6に対して、0~100km/h加速は0.4秒短縮。最高速は70km/h上乗せされている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. これまでの日産車とは全く違う!? しかもPHEV!な『エヴォ・コンセプト』…北京モーターショー2024
  4. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  7. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  8. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  9. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  10. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
ランキングをもっと見る