ケーニグセグ アゲーラ、1360hpの最終モデル…グッドウッド2018で発表へ

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ケーニグセグ・アゲーラの最終モデル
ケーニグセグ・アゲーラの最終モデル 全 7 枚 拡大写真

スウェーデンのケーニグセグ社は7月6日、『アゲーラ』(Koenigsegg Agera)の最終モデル、「トール」(Thor)と「ベイダー」(Vader)を発表した。実車は7月12日、英国で開幕する「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」で初公開される予定。

アゲーラは2010年春、ジュネーブモーターショー2010で発表されたスーパーカー。5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力940hp、最大トルク112.2kgmを発生。0~100km/h加速3.1秒、最高速395km/hの性能を誇る。

2011年には「アゲーラR」が登場。アゲーラRは、5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを、最大出力1115hp、最大トルク122.4kgmに強化。乾燥重量1330kgの軽量ボディと、7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、0~100km/h加速2.9秒というパフォーマンスを可能にしていた。

その後、「アゲーラRS」に進化。同社初の「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、100kW=1360ps)となった『One:1』のノウハウを応用。エアロダイナミクス性能や冷却性能の向上に、One:1の技術を導入する。

ケーニグセグ社は今回、アゲーラの最終モデルとして、アゲーラRSをベースにしたトールとベイダーを発表。トールは、ダイヤモンドフレークを含んだツートーンのクリアカーボン塗装仕上げ。ルマンスタイルのセンターフィンやアクティブエアロも装備する。

ベイダーは、ダイヤモンドフレークを使用したクリアカーボン塗装に加えて、大型リアスポイラーを装備。また、両モデルともに、カスタムデザインのフロントウィングレットを採用。エンジンの最大出力は1360hpにアップグレードされている。

《森脇稔》

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