ケーニグセグ アゲーラ、1360hpの最終モデル…グッドウッド2018で発表へ
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アゲーラは2010年春、ジュネーブモーターショー2010で発表されたスーパーカー。5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力940hp、最大トルク112.2kgmを発生。0~100km/h加速3.1秒、最高速395km/hの性能を誇る。
2011年には「アゲーラR」が登場。アゲーラRは、5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを、最大出力1115hp、最大トルク122.4kgmに強化。乾燥重量1330kgの軽量ボディと、7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、0~100km/h加速2.9秒というパフォーマンスを可能にしていた。
その後、「アゲーラRS」に進化。同社初の「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、100kW=1360ps)となった『One:1』のノウハウを応用。エアロダイナミクス性能や冷却性能の向上に、One:1の技術を導入する。
ケーニグセグ社は今回、アゲーラの最終モデルとして、アゲーラRSをベースにしたトールとベイダーを発表。トールは、ダイヤモンドフレークを含んだツートーンのクリアカーボン塗装仕上げ。ルマンスタイルのセンターフィンやアクティブエアロも装備する。
ベイダーは、ダイヤモンドフレークを使用したクリアカーボン塗装に加えて、大型リアスポイラーを装備。また、両モデルともに、カスタムデザインのフロントウィングレットを採用。エンジンの最大出力は1360hpにアップグレードされている。
《森脇稔》