清潔で開放的、子供から大人まで楽しめる…大阪モノレールに17年ぶりの新車 2018年秋

鉄道 企業動向
今秋に導入される3000系のイメージ。丸味のあるデザインの先頭車と大きく弧を描いた塗色が特徴で、大型窓を採用することで眺望にも配慮している。
今秋に導入される3000系のイメージ。丸味のあるデザインの先頭車と大きく弧を描いた塗色が特徴で、大型窓を採用することで眺望にも配慮している。 全 1 枚 拡大写真

大阪空港駅(大阪府豊中市)と門真市駅(大阪府門真市)を結ぶ大阪モノレール線と、万博記念公園駅(大阪府吹田市)と彩都西駅(大阪府茨木市)を結ぶ彩都線を運営する大阪高速鉄道(大阪モノレール)は7月9日、今秋に新型車両3000系を導入すると発表した。

大阪モノレールとしては17年ぶりの新型車両で、「やさしさ・おもてなし」「清潔感・開放感」「楽しさ」「チャレンジ」といったキーワードを基に、乗客目線で「誰もが使いやすいユーティリティ性」を追究。子供から大人まで楽しめるモノレールの魅力を伝える車両を目指したという。

このため、連結部の扉や荷物棚にガラスパーツを用いるなど、清潔で開放的な空間とし、ゆったりと座れる48cmの個別シートやキッズスペース、空気清浄機を設置。安全性の向上やバリアフリーの充実も図られる。

当初は4両編成1本が導入され、2019年度からは開業時から運用している1000系の置換えを図るために増備。最終的には2021年度までに9本が導入される予定で、7月11日には万博車両基地へ搬入されることになっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. ボルボ『S60』、『V60』でリコール…ホイールがフェンダーから突出
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る