BMW X3 のEV、2020年から生産し世界に出荷へ…中国合弁との提携拡大

エコカー EV
BMWコンセプト iX3
BMWコンセプト iX3 全 3 枚 拡大写真

BMWグループは7月9日、中国における合弁パートナー、華晨中国汽車(ブリリアンスチャイナ)との提携を拡大し、電動車を含めて生産能力を増強すると発表した。

BMWグループは華晨中国汽車との間で、合弁会社のBMWブリリアンスを設立。BMWブリリアンスでは、BMWブランド車を中心に、中国で現地生産を行っている。

今回の提携拡大では、BMWブリリアンスの遼寧省瀋陽市の2つの工場の生産能力を、2019年に合計52万台へ拡大する計画。さらに、『X3』ベースのEV、『iX3』を2020年からBMWブリリアンスにおいて生産する。

また、BMWグループは、電動車向けのバッテリーも中国で現地生産。BMWグループにとって、中国初のバッテリー工場も華晨中国汽車との合弁工場。瀋陽市のバッテリー工場では、『5シリーズセダン』のプラグインハイブリッド車(PHV)向けバッテリーを生産。今後、iX3にも搭載される予定。

今回の提携拡大の調印式には、ドイツのメルケル首相と中国の李 克強首相も出席。BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「BMWブリリアンスで生産されるiX3を、世界市場に向けて出荷する」と述べている。

《森脇稔》

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