石油不足が懸念された呉市で自衛隊がガソリンを供給 平成30年7月豪雨

自動車 社会 行政
平成30年7月豪雨(7月9日、広島県) (c) Getty Images
平成30年7月豪雨(7月9日、広島県) (c) Getty Images 全 2 枚 拡大写真

経済産業省は、平成30年7月豪雨での7月11日午前5時時点の被害・対応状況を発表した。

それによるとサービスステーション(SS)の供給で、道路の通行止めが多発して、大型タンクローリーが通行できないことから配送が遅延している広島県呉市では、9日時点で、登録された55カ所のSSのうち、電話などにより営業状況の確認ができたのが38カ所。このうち、営業中は30カ所だが、23カ所は在庫がわずかで、休業中が8カ所だった。

10日に自衛隊が船でタンクローリー7台、これとは別に、陸路で9台を呉市に派遣し、呉市内のSSにガソリンを供給した。在庫がわずかだった23カ所を含め31カ所のSSに配送した。11日にも供給する予定。

また、燃料不足が懸念された東広島市は9日の配送によってほぼ不足を解消できた。

昭和シェル石油の広島油槽所(広島県安芸郡)前の国道31号が土砂崩れの影響で通行止めとなり、出荷が止まっていたが、広島県による道路啓開が進み、10日から出荷を再開した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る