完全自動運転レーサー、ヒルクライムに史上初めて成功…グッドウッド2018

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無人の完全自動運転車によるレース、「ロボレース」のロボットカーがヒルクライムに史上初めて成功(グッドウッド』2018)
無人の完全自動運転車によるレース、「ロボレース」のロボットカーがヒルクライムに史上初めて成功(グッドウッド』2018) 全 2 枚 拡大写真

グッドウッドフェスティバルオブ・スピード(Goodwood)の主催団体は7月12~15日、英国で開催中の同イベントにおいて、無人の完全自動運転車によるレース、「ロボレース」のロボットカーがヒルクライムに史上初めて成功した、と発表した。

ロボレースは、無人の完全自動運転車によるレース。ロボレースには、エヌビディアがDRIVE PX2テクノロジーを持つ人工知能(AI)をロボットカーに供給。電動トラックメーカーのCharge社が、すべてのパワーエレクトロニクスを供給する。また、ミシュランもタイヤサプライヤーとして参画。

マシンの重量は1350kgで、電動モーターを4個搭載。合計で500hp以上のパワーを引き出す。エヌビディアのDRIVE PX 2コンピュータが、ライダー(LiDAR)、レーダー、GPS、超音波、カメラセンサーからのデータを処理し、完全自動運転を可能にする。

このロボレースのロボットカーが、グッドウッド名物のヒルクライムに出走。全長およそ1.9kmのコースを、ドライバーなしで完走することに成功した。グッドウッドフェスティバルオブスピードにおいて、ヒルクライムを完走した史上初のドライバーレスレーシングカーになった、としている。

《森脇稔》

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