海岸沿いの見通しの良いカーブで逸脱、壁に衝突して運転者死亡…なぜ?

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19日午前9時45分ごろ、北海道北斗市内の国道228号を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。道路右側のコンクリート壁に衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた高齢男性が死亡している。

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北海道警・函館中央署によると、現場は北斗市館野付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車は左カーブを進行中に対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、コンクリート壁に衝突した。

衝突によってクルマは中破。運転していた知内町内に在住する88歳の男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡している。

現場は海岸沿いで見通しの良い区間。警察では疾病原因などで意識を失い、衝突に至った可能性も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は見通しの良い区間で、カーブも緩やかなものだった。
クルマは減速しない状態で壁に突っ込んだ可能性が高く、この点からも疾病による意識喪失が疑われているようだ。
暑い日が続いており、クルマにはカーエアコンがあるからといって油断もできない。
運転中にも熱中症の症状で体調を崩すこともあるだろう。水分補給と早めの休憩を心がけたい。

《石田真一》

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