旭化成、WRCのオフィシャルパートナーに 自動車向け事業拡大へ本腰

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世界ラリー選手権(WRC)
世界ラリー選手権(WRC) 全 1 枚 拡大写真

旭化成は7月24日、世界ラリー選手権(WRC)とオフィシャルパートナーシップを締結したと発表した。

WRCは、国際自動車連盟(FIA)が主催するラリー競技の世界選手権。欧州を中心としてアフリカ・中南米・アジア・オセアニアなど、世界15か国を巡り、市販車ベースのラリーカーで最速を競う。昨年は世界155の地域で延べ1万3000時間以上にわたってレース映像がテレビ放映され、SNS配信やライブ動画なども合わせると、約8億5000万人が視聴している。

旭化成は、金属材料の代替として自動車の軽量化を実現するエンジニアリング樹脂や、快適性に優れるカーシート用人工皮革、カーオーディオや音声処理技術を利用した車内コミュニケーションシステムなど、自動車に関連する事業をグローバルに展開。今月19日には、米国の自動車内装材メーカーであるセージ社を約7億米ドル(約791億円)で買収するなど、自動車分野向け事業の拡大を加速させている。

旭化成は、8月16日~19日に開催されるドイツラウンド、10月4日~7日に開催されるイギリスラウンド、10月25日~29日に開催されるスペインラウンドにて、WRCオフィシャルパートナーとして協賛する。今回はWRCに参戦するラリーカーのフロントウィンドウや、開催都市の市内および近郊のラリーコースに同社のグループロゴを掲出。欧州各国における認知度向上を図るとともに、自動車産業への貢献を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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