ダイムラーと百度、自動運転とコネクトカーの戦略的提携を強化

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自動運転とコネクトカーの戦略的提携を強化することで合意したダイムラーと百度の首脳
自動運転とコネクトカーの戦略的提携を強化することで合意したダイムラーと百度の首脳 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは7月25日、百度(Baidu=バイドゥ)との間で、自動運転とコネクテッドカーに関する戦略的提携を強化すると発表した。

百度は中国のインターネット検索最大手。同社の自動運転開発プロジェクトが、「アポロ」(Apollo)計画。アポロは、自動運転のオープンプラットフォーム。自動運転車のすべての主要な特徴や機能をサポートする包括的かつ安全なソリューションを開発している。

今回の両社の戦略的提携の強化は、自動運転とコネクテッドカーの分野が柱。両社は百度のコネクテッドサービスを、メルセデスベンツのインフォテインメントシステム「MBUX」に統合することで合意した。

MBUXとは、メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンスの略。MBUXでは、AI(人工知能)を導入した音声認識アシスタントを採用。ユーザーが「ヘイ、メルセデス」と呼びかけるだけで、音声認識アシスタントが起動。ユーザーの求めるさまざまなサービスを提供する。

両社は、百度のアポロオープンプラットフォームによる共同作業をさらに強化するなど、自動運転とコネクテッドカーの共同プロジェクトを通じて、パートナーシップを深める。両社はまた、コネクテッドカーサービスの新しい分野を模索するために努力していく、としている。
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《森脇稔》

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