「水深60cmを渡ろうとするのは危険」JAF、台風12号接近で注意喚起

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救援要請件数(7月6~10日)
救援要請件数(7月6~10日) 全 2 枚 拡大写真

JAF(日本自動車連盟)は、台風12号接近の予報を受け、ドライバーへ強風や大雨時の運転に注意するよう呼びかけている。

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台風12号は28日頃には本州に接近、上陸する可能性があり、大荒れの天気になるおそれもあるので注意が必要だ。西日本豪雨では、もっとも被害の多かった広島・岡山・愛媛の3県でドライバーからJAFに寄せられた救援要請は7月6日から10日の5日間で4345件。前年同期間の約3倍と、豪雨によるトラブルの影響で多くの要請があったことがわかる。

豪雨の場合、車両の冠水には特に注意が必要だ。JAFが行なった冠水路走行実験によると、セダンタイプの車両では時速10kmでも水深60cmを走り切ることができないという結果となった。スピードを上げて渡ろうとしても巻き上げる水の量が多くなり、エンジンに水が入りやすくなり、スピードを落としても他の要因でエンジンが止まることもあるため、深い水たまりには絶対に入らず、引き返すことだ。

JAFでは、アンダーパスや電車ガード下の道路など、スリバチ状の道路では水たまりが発生しやすいとして、注意を呼びかけている。

《纐纈敏也@DAYS》

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