日産自動車、3年連続の減益…原材料高騰や為替変動が影響 第1四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
日産ノートe-POWER
日産ノートe-POWER 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は7月26日、2018年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。原材料の高騰や為替変動などにより、3年連続の営業減益となった。

第1四半期のグローバル販売台数は前年同期比3.0%減の131万台となった。日本では全体需要が下がる中、同0.8%減の13万台。中国は同6.9%増の33万6000台となった。米国は36万5000台、ロシアを含む欧州は同12.7%減の16万2000台。アジア・オセアニア、中南米、中東、アフリカをはじめとするその他市場の販売台数は同6.6%増の20万台となった。

これらの結果、売上高は同1.6%減の2兆7166億円で2年ぶりの減収、営業利益は主に原材料の高騰や為替の変動などにより、同28.8%減の1091億円で3年連続の減益となった。

経常利益は同16.2%減の1589億円、四半期純利益は同14.1%減の1158億円。ともに3年連続の減益となった。

通期連結業績見通しは、売上高12兆円(前年比0.4%増)、営業利益5400億円(同6.0%減)、純利益5000億円(同33.1%減)とした前回予測を据え置いた。
新型『フォレスター』は、2.5リットル直噴エンジンと、e-BOXERと名付けた2.0リットル直噴エンジンとモーター…

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る