電動バイクの「MIRAI」、開発者自らマン島TT参戦へ…2019年へ向け、8月に前哨戦

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8月にマン島で行われる『マンクスグランプリ』に参戦する株式会社MIRAIの代表・岸本ヨシヒロ氏
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電動バイクの開発と販売を行う株式会社MIRAIの代表・岸本ヨシヒロ氏は、7月27日に行われた同チームのマン島TTレース参戦報告会で、来年のマン島TTレース・TT Zeroクラス(電動バイククラス)に開発者自らライダーとして再挑戦すべく、8月にマン島で行われる『マンクスグランプリ』(8月18日~31日)に参戦することを発表した。

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TT Zeroクラスに日本のチームとして初めて参戦した電動バイクチームの流れをくむ「TEAM MIRAI」は、2012年(ライダー/故・松下ヨシナリ)、2013年、2018年(ライダー/イアン・ロッカー)のTTレースに参戦。完走率が非常に低いこのクラスだが、2013年には6位で完走を果たした。しかし、今年はPU(インバーター)やバッテリーのトラブルが相次ぎリタイアとなった。

岸本氏は国際ライセンスライダーとして国内外のレースでレシプロ/電動クラスともに数々の入賞・優勝を遂げてきた。とくにアメリカのパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムでは、2015年には電動バイククラスで優勝するなど、開発者としてもライダーとしても輝かしい実績を持つ。しかし、TT Zeroに出場できるのはTTレース経験者に限られるうえ、そもそもTTレースへの出場条件が厳しく、これまで岸本氏はエントリーすることができなかった。そこで、TTレースへの出場権を獲得するべく、その登竜門でありTTレースと同じコースで行われる公道レース・マンクスグランプリに参戦することにしたという。

今回、岸本氏が参戦するのはニューカマークラス(初参戦のライダーのみのクラス)とライトウエイトクラス(650cc2気筒クラス)の2カテゴリー。結果次第では来年のTTレースへの出場権を獲得でき、TT Zeroクラスに開発者自ら参戦することができる。

TT Zeroクラスには日本のTeam無限が2012年から連続して参戦しており、今年は5連覇を成し遂げたが、ライダーはいずれもTTに参戦している外国人だ。もし日本製マシンで日本人が表彰台に上がるとなれば、1976年の片山敬済選手以来となる。開発者自らライディングすることで一挙に開発が進むことは間違いない。来年のTT Zero参戦に向けて、まずはマンクスグランプリで選手としての岸本氏の活躍を期待したい。

《小林ゆき》

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