マクラーレン日本支社代表「トラック25実現で日本市場は重要な役割担う」

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マクラーレン600LT アジア・パシフィック プレミア
マクラーレン600LT アジア・パシフィック プレミア 全 8 枚 拡大写真

マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社(McLaren)の正本嘉宏代表は7月30日に都内で開いた新型車発表会で、マクラーレンが先日公表したばかりの中期経営計画『トラック25』で「日本が極めて重要なマーケットに位置付けられている」と述べた。

トラック25は、7月12日に英国で開幕したグッド・ウッド・フェスティバル・オブ・スピードでマクラーレンが発表したもので、2025年までに派生モデルを含む新たなモデル18車種導入するとともに、すべての新車のパワートレインを100%ハイブリッド化すること、また2025年までに新たに12億ポンドの投資を研究開発に投じることなどが柱になっている。

正本代表は「トラック25を実現するにあたり、日本はマクラーレンにとって極めて重要なマーケットに位置付けられている」と明言。

その理由として「現在、スポーツシリーズに関して日本は北米、英国に次ぐ世界3番目の販売規模を誇っている。昨年は受注ベースで前年比78%増という非常に大きな成長を遂げることができた。また国内の保有台数は累計で800台を超えるところまできている」ことなどを挙げた。

さらに「こういったニーズの拡大に対応し、2018年度は5店舗目となるマクラーレン麻布を9月にオープンする。そして今後も引き続き積極的に既存店舗の改修、強化、そして拠点の拡充を図っていく」方針を示した。

続けて「昨年からマーケティング、PRの強化も図っている。5月には芝・増上寺で『セナ』のアジアプレミアを行った。そして本日は7月12日のグッド・ウッド・フェスティバルでワールドプレミアを行ったマクラーレンの最新モデル『600LT』をアジアパシフィックプレミアとしていち早くご覧頂く機会を設けた」と、この日、600LTを都内でアジア初公開した背景を語った。

600LTは『F1GTRロングテール』に由来するLTの名称を冠した公道走行可能なスポーツシリーズの新型車で『570Sクーペ』をベースに開発された。2018年10月から1年間の限定生産で、すでにオーダー受付が始まっており、価格は2999万9000円からという。

《小松哲也》

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