ヤマハ・ファクトリーチーム、雨とセーフティカーはマイケルばかり…鈴鹿8耐

モーターサイクル エンタメ・イベント
鈴鹿8耐(7月29日、YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
鈴鹿8耐(7月29日、YAMAHA FACTORY RACING TEAM) 全 9 枚 拡大写真

“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の決勝が29日に行なわれ、 「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手、アレックス・ローズ選手、マイケル・ファン・デル・マーク選手が優勝した。

ヤマハにとって2017年までの連覇記録を更新する4連覇、通算8回目の優勝。前日の転倒による怪我で中須賀は走行できなかったが、個人最多連覇となる4連覇を記録し、マーク選手とともに優勝回数で通算2位となる4勝とした。

中須賀克行選手談
「自分が走ることができず、こんなに悔しいことはない。アレックスそしてマイケルとチームメイトになれて、そして彼ら2人が勝つことができたことは本当にうれしい。彼らともう一度一緒に鈴鹿8耐を戦うために、自分のポテンシャルをさらに高めたい」

アレックス・ローズ選手談
「中須賀さんが走らないレースなんて初めてで、すごくタフではあったけど楽しんだ。中須賀さんが中心となってセットアップを進めたYZF-R1は、決勝でもよく走ってくれた。マイケルがいい走りをしてくれた。僕のスティントはコンディションが安定していたが、マイケルの時は雨が降ったりセーフティカーが入ったりして大変だったと思う」

マイケル・ファン・デル・マーク選手談
「いろいろあったレースウィークだったが、チームは基本的に作戦を変えなかった。それがうまくいったんだと思う。中須賀さんが決勝を走らないと聞かされた時は、とても驚いた。僕がスタートライダーを務めることになって緊張もした。でもアレックスと僕で、うまくレースをリードできたと思う」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る