【プロが答える】「激安」をうたうカーラッピングの“落とし穴”って?…回答 アクティブガレージ

自動車 ビジネス 国内マーケット
キャスト製法は、貼った後の縮みが目立たない
キャスト製法は、貼った後の縮みが目立たない 全 3 枚 拡大写真

カーオーナーの素朴な疑問  

カーラッピングをしようと思っています。「どこでやってもらおうかなー」とショップを探しているのですが、値段がまちまち…。『激安』をうたっている所は、少し心配だなと思ったんですけど、やっぱり違いってあるんですか?
(東京都・22歳男性・会社員)

【画像全3枚】

◆プロショップの回答  

大きく違うのが『素材』です。ラッピングフィルムには、「カレンダー製法」と「キャスト製法」という2種類の製造方法があります。

「カレンダー製法」は、低コストで大量に製造できるのですが、貼った後に縮みやすいという特徴があります。

一方、製造コストが高い「キャスト製法」のフィルムは、素材自体の値段が高く、カレンダーの倍くらいします。でも貼った後の収縮が少なく、数年経っても劣化の進行は遅いです。

下の写真を参考に、「カレンダー製法」と「キャスト製法」の違いを見比べて見て下さい。「カレンダー製法」の方は、縮んでしまって、フィルムをはってある台紙が見えてしまっているのが分かりますね。これが、ボディで起こるために、フィルムとフィルムの継ぎ目から下地が見えてしまう、なんていうことも起こります。

▼「カレンダー製法」は施工後の縮みや経年劣化が目立つ
カレンダー製法のフィルムは、施工後の縮みや経年劣化が目立つ

▼「キャスト製法」は貼った後の縮みが目立たない
キャスト製法は、貼った後の縮みが目立たない

もちろん、要望によってはカレンダー製のフィルムを使用することもあります。

問題なのは、「価格の安さ」ばかりを前面に押し出して、素材の違いなどの提案・説明もなく、施工に進むという話があることです。

カレンダーは貼った後の縮み幅も計算して施工する必要があるなど、施工する側にも知識や技術が必要となってきます。本来は手間がかかるため、施工料は高くなるはずなんですが、それでも安くできるということは…。この先は言わなくても、分かっていただけますよね。

なにはともあれ、カーラッピングは、貼ってから新しいカーライフが始まるものです。安易に値段のみで飛びつかず、しっかりとショップを見きわめ、相談しながら施工してもらいたいです。

◆カーオーナーさんの「質問」に回答してくれたプロショップさんは……   

アクティブガレージの阿部雄一社長(左)と、ラッピングインストーラーの新谷公平さんのお二人です!

アクティブガレージの阿部雄一代表(左)とラッピング・インストーラーの新谷公平さん
編集部からのコメント:値段の裏にこんなヒミツがあることを知らない人も、けっこう多かったと思います…。そして、ユーザー目線に立ち、しっかりと提案してくれるショップを選ぶことの重要性を再確認しました! …フィルムがあれだけ縮むのは、個人的には衝撃でした(・・;)

◆ショップ情報◆
アクティブガレージ
東京都江戸川区本一色3-42-8
TEL:03-5661-6477
http://www.activegarage.co.jp/

【プロが答える】「激安」をうたうカーラッピングの“落とし穴”って? … 回答 アクティブガレージ

《カーケアプラス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. ホンダアクセス、『フィット』向け「テックマチックシステム」改良…マルチビューカメラ装備車にも対応
  3. 【スズキ ワゴンR 新型試乗】「MTが少ない」と嘆くあなたに、『ワゴンR』があるじゃない…中村孝仁
  4. トヨタ『GRスープラ』次期型、トヨタ主導の独自開発なるか…土曜ニュースランキング
  5. ホンダ『プレリュード タイプR』始動か!? VTECターボ搭載、330ps超の史上最強クーペ誕生へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
  4. FORVIA HELLA、12Vリチウムイオン電池パック発表…鉛蓄電池より約20%軽量化
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 全固体(半固体)電池の現在地と将来展望~問われる全固体電池ならではの優位性とその価値の再定義~
ランキングをもっと見る