BMWグループ、電動車の新工場を建設へ…戦略的経営計画の一環

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BMWグループのドイツ・ミュンヘン工場(参考画像)
BMWグループのドイツ・ミュンヘン工場(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

BMWグループは7月31日、欧州における生産ネットワークを拡大すると発表した。

BMWグループはおよそ10億ユーロ(約1310億円)を投資。ハンガリーのデブレツェン近郊に、新工場を建設する。新工場の生産能力は、年間で最大15万台を予定。工場が稼働すれば、1000名以上の新規雇用が創出される見通し。

ハンガリーの新工場では、電動パワートレーン車と既存のエンジン搭載車を、同一の生産ラインで組み立てる計画。柔軟な生産体制を備える工場になる予定。

新工場の建設は、BMWグループの戦略的経営計画の「NUMBER ONE>NEXT.」の一環。BMWグループは2025年までに、25の電動車両を市場に投入する計画。このうち、12車種はEVとなる予定。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になる。

具体的には、2019年にMINIブランドにEVを投入。2020年には、BMWブランド初の市販EVを、次期『X3』に設定する。2021年には、新型EVのBMW 『iNEXT』がスタンバイしている。
新型『フォレスター』は、2.5リットル直噴エンジンと、e-BOXERと名付けた2.0リットル直噴エンジンとモーター…

《森脇稔》

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