ジャパンディスプレイ(JDI)は、スーパーフォーミュラレースで「高透過透明カラーディスプレイ」をヘルメットに装着した走行実験を実施した。透明ディスプレイを活用した実走実験は世界初。
実験はスーパーフォーミュラに参戦する「ダンディライアンレーシング」と実施した。走行実験に使用したディスプレイは、JDIの独自技術を導入することで、従来のカラー液晶ディスプレイでは必須だったカラーフィルターと偏光板を取り除いて実現した、透過率80%の高透過・透明カラーディスプレイ。
ダンディライアンレーシングチームと連携し、透明ディスプレイを、ヘルメットのシールドに重ねて装着した。走行中に確認が必要となる温度、燃費などの車両情報を透明ディスプレイに表示、レースでの実装を想定したテスト走行を富士スピードウェイで実施した。
通常、手元のモニターへの視線移動が必要だが、運転時の視界内に情報を表示することで、より運転に集中ができる環境になるとしている。
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