道路に飛び出したとみられる男児、パトカーにはねられて重傷

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近隣で花火大会が行われていた県道に飛び出してきたとみられる男児に対し、パトロール中のパトカーが衝突した。

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7月31日午後8時25分ごろ、三重県伊賀市内の県道を徒歩で単独横断していた男児に対し、パトロール中のパトカーが衝突する事故が起きた。男児は足を骨折する重傷。警察はパトカーを運転していた警官から事情を聞いている。

三重県警・伊賀署によると、現場は伊賀市川合付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。事故当時は近所で花火大会が行われており、7歳の男児は道路の反対側にいた母親の元へ向かおうとして車道に進出してきたところ、周辺警戒のためにパトロールを行っていた同署のパトカーにはねられた。

男児は近くの病院へ収容されたが、足を骨折するなどの重傷。パトカーに乗っていた警官2人にケガはなく、警察は運転していた53歳の署員から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。道路は車両通行止めの措置がなされていなかった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は見通しが良く、男児がはねられた場所の近くには横断歩道もあったが、男児が横断歩道を使っていたかどうかは特定に至っていない。パトカーが周辺警戒を行うことで事故の防止を図ろうとしていたが、そのパトカーが事故の当事者となってしまった。

《石田真一》

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