アストンマーティン、DBSスーパーレッジェーラ一般初公開…オートモビルカウンシル2018

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アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ(オートモビルカウンシル2018)
アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ(オートモビルカウンシル2018) 全 8 枚 拡大写真

アストンマーティンジャパンは8月3日から5日にかけて開催されているオートモビルカウンシル2018(幕張メッセ)に初出展。会場には一般公開は初となる『DBSスーパーレッジェーラ』と1970年の『DB6 Mk2ヴォランテ』を展示し、同社のヒストリーをアピールする。

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■105年の歴史を誇るアストンマーティン

アストンマーティンは1913年に設立された長いヒストリーを誇るラグジュアリーカーブランドのひとつである。この105年間で「9万台のクルマを生産した。マスプロダクションのメーカーであれば1週間で生産してしまうほどの数だが、そのうちの95%が今もなお走行可能な状態にある」と紹介するのはアストンマーティンジャパンマネージングディレクターの寺嶋正一氏だ。

「我々の使命は世界で最も美しいクルマを作るということ。そして美と伝統を追い求めた105年の歴史、経験がこれを実現するのだ」と、ヒストリーの上に同社が成り立っていることを述べる。

2015年、次の100年に向けてセカンドセンチュリープランという戦略がアストンマーティン・ラゴンダ社の最高経営責任者であるアンディ・パーマー氏から発表された。

この中には、今後の7年間で7台のニューモデルを投入し、これを7年ごとに繰り返すというプロジェクトがある。その第1章として登場したのが『DB11』で、「大成功を収めた」と寺嶋氏。そして昨年11月には第2章となるピュアスポーツカー、アストンマーティン『ヴァンテージ』が登場。第3弾となる最新モデルがDBSスーパーレッジェーラである。

寺嶋氏は、「復活した名称、DBSスーパーレッジェーラとはアストンマーティンの究極のスーパーGTを示す言葉で、このクルマにはっきりとした個性を与えるべく、パフォーマンス、そして、デザインのハードルを上げ、そこにヘリテージと軽量化のエッセンスを加え、この称号にふさわしクルマに仕上げている」という。

■プリンスオブウェールズも所有するDB6Mk2ヴォランテ

本国でアストマーティンのヘリテージ部門を担うアストンマーティンワークスヘリテージディレクターのジュリアン・レン氏は、ゲイドンで生産された以前のアストンマーティンをヘリテージ車両とし、「ニューポートパグネルで製造していた52年間、1万3300台以上のクルマがそれにあたる」とコメント。ここで設計、製造されたアイコニックなクルマたちの中には、『DB4』、『DB5』、『DB6』、『V8ヴァンテージ』、そしてウイリアムタウンズが設計した『ラゴンダ』、そしてオリジナルの『DBS』などがある。

今回展示されたDB6 Mk2ヴォランテはワークスにてフルレストアされた車両だ。レン氏はDB6 Mk2ヴォランテについて、「実にエレガントなモデルだ。世界的にも有名で、非常に品があるスタイルだ」とその印象を述べ、「プリンスオブウェールズも1台所有している。彼が21歳の誕生日に受け取ってから今日まで所有し続けていることから、愛好品ということできるだろう」という。

1969年7月から1970年11月まで生産されたこのクルマは、38台しか生産されなかった。今回展示された車両は、アスtンマーティンワークスの手で、グッドウッドグリーンとベージュのインテリアというオリジナルのカラーコンビネーションとされた。「さらに希少性は高まったといえるだろう」とレン氏。

ニューポートパグネルにあるアストンマーティンワークスでレストアされたDB6 Mk2ヴォランテはこの1台のみで、エンジンからすべてにおいて手を入れられ、「電動ルーフを標準で装備する贅沢なしつらえ(オリジナルも電動)によって、より完成度の高いレベルに達している」とその仕上がりに自信を見せた。

そして、今後としては「日本におけるアストンマーティンのヘリテージカーのために、その販売とサービスを開始し、サービス拠点を設けていく」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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