タイヤ破裂を発端としてキャンピングカーが横転、3人が死傷

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走行中にタイヤをバーストさせたキャンピングカーが急ハンドルを切った弾みで横転する事故が起きた。後部座席に同乗していた3人が車外に投げ出され、死傷している。

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5日午後4時20分ごろ、茨城県那珂市内の常磐自動車道下り線を走行していたキャンピングカーが道路左側のガードロープに接触。弾みで横転する事故が起きた。乗っていた5人のうち、3人が死傷している。

茨城県警・高速隊によると、現場は那珂市飯田付近で片側2車線の直線区間。キャンピングカーは走行中に道路左側の路外へ逸脱してガードロープに接触。急ハンドルを切ったことで本線側へ戻り、第2車線で右側を下にして横転した。

キャンピングカーには5人が乗車していたが、このうち後部座席に同乗していた26歳の女性が頭部強打でまもなく死亡。57歳の女性と、生後11か月の女児も骨折などの重傷を負った。運転していた東海村内に在住する60歳の男性と、同乗者1人にケガはなく、警察は運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い直線区間。キャンピングカーは右後輪タイヤがバーストしており、運転していた男性はこれに気づいて路肩に車両を停止させようとしたが、この際に運転操作を誤ったものとみられる。死傷した3人はいずれも車外に投げ出されていた。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

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キャンピングカーも走行中はシートベルトの着用義務がある。走行中はきちんとベルトを着用し、車内でくつろぐのは目的地へ着いてからにしておきたい。
常磐道で発生したキャンピングカー横転死亡事故を受け、日本RV協会は、必ず出…

《石田真一》

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