追突で押し出された軽トラック、対向してきたトレーラーとも衝突

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道路右側にある自宅敷地内の駐車場へ入ろうと右折待ちをしていた軽トラックに対して後続車が追突した。軽トラックは対向車線側に押し出され、対向してきたトレーラーとも衝突しており、運転者が死亡している。

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9日午前6時ごろ、北海道江別市内の道道で、右折待ちをしていた軽トラックに対し、後ろから来た軽乗用車が追突。押し出された軽トラックは対向のトレーラーとも衝突した。この事故で軽トラックの運転者が死亡している。

北海道警・江別署によると、現場は江別市西野幌付近で片側2車線の直線区間。軽トラックは道路右側の駐車場へ入ろうと第2車線で右折待ちをしていたところ、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。この弾みで対向車線側へ押し出された軽トラックは、直後に対向車線を順走してきた大型トレーラー(トラクターヘッド)と正面衝突した。

複数回の衝突で軽トラックは大破。運転していた同市内に在住する71歳の女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。軽乗用車を運転していた31歳の男性も打撲などの軽傷を負った。トレーラーの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。現場は死亡した女性の自宅前だった。軽乗用車の運転者は警察の聴取に対して「ライターを探していて、前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故の発端とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は交差点ではない部分。第2車線で停車してた軽トラックに、後続の軽乗用車が追突したことで発生した。軽乗用車が前方を注視し、早めに車線変更するか、停止していれば防げた事故でもある。軽トラック側も右折準備のためにハンドルを右に切っていた可能性があり、これが車線逸脱につながったとも考えられる。

《石田真一》

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