オークネット、中国・車委会と中古車オークション事業で業務提携

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車委会とオークネットグループのメンバー
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オークネットは8月10日、中国オークション協会全国自動車オークション専業委員会(車委会)と業務提携すると発表した。

中国の2017年新車販売台数は2887万9000台、中古車販売台数は1234万3300台(中国汽車流通協会調べ)。2020年には中古車販売台数が2000万台を超えると言われている。2017年の中国の中古車オークションは1万4694回開催され、成約額は130億4000万元。中央政府も中古車市場の活性化を後押ししている。

車委会は中国オークション協会に所属する自動車専門の部門として、2013年に設立。業界に影響力のある自動車オークション企業70会員によって構成され、自動車オークションに関する中央政府の政策を推進することで業界の発展に貢献している。

今回の業務提携では、オークネットがインターネットによるオークション流通プラットフォームの構築や中古車両検査のノウハウを車委会に提供。また中国における中古車検査基準の統一をめざし、中国オークション協会に加盟する中国全土の中古車事業会社に検査技術研修の提供を行う。

オークネット子会社のAIS Chinaは2018年8月現在、中国のオークション会社や検査会社等の中古車関連事業会社数社と、検査技術研修とAISライセンスの提供における契約を締結しており、車委会と提携することで今後検査事業だけでなく、流通事業等、さらなる事業拡大を狙う。

《纐纈敏也@DAYS》

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