[取り付け方で音が変わる?]ドアスピーカー…制振材の貼り方

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ヘラを使って“制振材”をゴシゴシと“圧着”しているところ。
ヘラを使って“制振材”をゴシゴシと“圧着”しているところ。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオ製品の取り付け作業にまつわるセオリー等々を紹介している当コーナー。現在は、“デッドニング作業”をDIYで行おうとするときのコツを紹介している。今週はいよいよ、“制振材”を貼り付ける際の要点解説を行っていく。

前回までは“デッドニング作業”の手順として、「内張りパネルの外し方」、「ドア内部のクリーニング作業」、そして「型紙の作り方」までを解説してきた。ここまできたら次は、型紙に従って“制振材”を切り出し、そしてそれを「貼り付ける」作業へと進んでいこう。

早速、核心に迫りたい。“制振材”を貼るにはコツがある。それは、“しっかりと圧着させること”、これに尽きる。

以前に解説したとおり、鉄板の油分等々をしっかり落としておくことが大前提となるのだが、脱脂が確実に行えていたら、あとは1に“圧着”、2に“圧着”、ひたすら“圧着”していくのみなのだ。

しっかり“圧着”する狙いは2つある。1つは「制振効果を上げるため」。“制振材”が鉄板にぴったりと貼り付くことで、鉄板の共振を止める効果が上がっていくのだ。そしてもう1つは「はがれにくくするため」。もしもドア内部で“制振材”がはがれてしまったら、それが新たな異音を生むことにもなる。そうなったらまさしく本末転倒。“制振”をした意味がなくなってしまう。

では、どのようにするとしっかり“圧着”できるのかと言うと…。ポイントは「良い道具を用意すること」だ。あると便利なのはまず、「腰のあるヘラ」だ。力を入れても簡単にへタッとならない、ある程度硬いヘラが使いやすい。または、小型のローラーもあると便利だ。ローラー部分の横幅が3、4cmくらいだとちょうどいいだろうか。自分にとって使いやすそうなローラーを探しておくといいだろう。

ちなみに、“制振材”の中には、メーカーロゴ等が型押しされているものもあるが、“圧着”する際には型押しされたロゴの凹凸がなくなるまで(完全に平らになるまで)ゴシゴシと“圧着”しておきたい。

ところで、かつてはヒートガン等を使って温めながら作業したほうが良い部材もあったが、昨今は、温めなくてもよいものが多くなっている。とはいえ、温めながら貼るべき部材もあり得るので、部材を購入する際には念のため注意書き等をよく読んで、温める必要があるのかないのかを確認しておくと安心だ。

今週はここまでとさせていただく。次週も“デッドニング”のやり方についての解説を続行する。お楽しみに。

【連載】“取り付け方”で音が変わる? Part1 ドアスピーカー編 その14「“制振材”の貼り方とは?」

《太田祥三》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  2. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
  3. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  4. カワサキ『メグロK3』2027年モデル、10月17日発売へ 価格は141万9000円
  5. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. 光岡の新型オープン2シーター、写真公開…正式発表は11月26日
ランキングをもっと見る