タイプRに迫るフィーリングを与えられた、無限チューンのシビックハッチバックに試乗

試乗記 国産車
無限 シビック ハッチバック
無限 シビック ハッチバック 全 10 枚 拡大写真

東京オートサロンにも展示された無限チューンの『シビック』5ドアハッチバックにワークスチューン試乗会で試乗することができた。

【画像全10枚】

エクステリアは前後サイドのアンダースポイラーに加え、フロントグリルガーニッシュ、フロントバンパーガーニッシュ、リヤアンダースポイラーなどを装着。ホイールは19インチのMDCと呼ばれるタイプに変更されていた。MDCとは無限・デザイン・シビックの略で、最近の無限のホイールは1車種1デザインという絞り込んだコンセプトとなっている。試乗車には開発中のパーツとしてフロントブレーキローター、ブレーキパッド、クイックシフター、スポーツエキゾーストシステムが装着されていた。

最近は2ペダル車が多くなってきているが、やはりスポーツドライビングには3ペダルのマニュアルシフトのリズミカルな走りは速い、遅い以前の話として楽しいものだ。その楽しさをアップするアイテムとして用意されたのが、クイックシフター。シフトストロークを短くするだけでなく、スタンダードでは曲げられているロッドを垂直にすることでタッチを向上している。ロッドを曲げているのはシフトレバーをドライバーに近づけるためなのだが、これを真っ直ぐにしたからといって、シフトレバーが遠くはなっていない。筆者は幼少時の事故で左腕が曲がりリーチが短いが、遠さは感じることはなかった。

ブレーキは初期制動を向上したタイプ。ペダルに触れるような踏力でのコントロール性もよく、そこからちょっと踏み込んでいくと、グイッと減速Gがかかる。ブレーキフィールそのものは歓迎すべきものだが、初期の減速Gが大きすぎる。加えてシビックのペダルがブレーキとアクセルの段差が大きめで、ヒールアンドトゥの際にブレーキペダルを強く踏みがちになってしまう。ATなら問題ないが、MTとの組み合わせだとここに使いづらさが出るので、ペダルへのチューンも欲しいところ。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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