BYDの純利益72%減、電動車両が販売不振 2018年上半期決算

エコカー EV
BYD 新型 唐(北京モーターショー2018)
BYD 新型 唐(北京モーターショー2018) 全 3 枚 拡大写真

世界有数の電池メーカーで、自動車事業も手がける中国のBYDは8月29日、2018年上半期(1~6月)の決算を発表した。

【画像全3枚】

同社の発表によると、売上高は521億6300万元(約8460億円)。前年同期の438億1700万元に対して、19%増と、2桁の伸びを達成する。

一方、2017年上半期の純利益は、4億7900万元(約78億円)。前年同期の17億2300万元に対して、72.2%の減益となっている。

大幅な減益となった大きな要因が、新車販売の落ち込み。自動車部門のBYDオート(比亜迪汽車)が、中国政府の補助金の縮小により、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)などのエコカー、「NEV」(ニュー・エナジー・ビークル)の販売を減少させた。

それでも2018年上半期、BYDオートは中国のニュー・エナジー・ビークル(乗用車)市場において、およそ20.3%のシェアを獲得。BYDオートは、シェア1位に立った、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  4. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る