空飛ぶ車『スイッチブレード』、世界予約受注が800台に…顧客は世界24か国

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空飛ぶ車のサムソン スイッチブレード
空飛ぶ車のサムソン スイッチブレード 全 2 枚 拡大写真

米国のサムソンスカイ(Samson Sky)社は9月7日、空飛ぶ車のサムソン『スイッチブレード』(Switchblade)の世界予約受注が800台に到達した、と発表した。同社は、世界で最も人気の高い空飛ぶ車、としている。

画像:空飛ぶ車のサムソン スイッチブレード

サムソンスカイ社の米国オレゴン州に本拠を置く。スイッチブレードは、三輪デザインの空飛ぶ車。1.6リットルのV型4気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力190hpを発生する。路上での性能は、0~96km/h加速が6.5秒、最高速は200km/hに到達する。

自動車から飛行機への変身は、格納式の左右の翼と尾翼を引き出す方式で行い、所要時間は、およそ3分。全長はおよそ6.2m、全幅はおよそ8.2m。最高でおよそ305km/hで飛行できる。ボディはカーボンファイバー製。

サムソンスカイ社は、このスイッチブレードを2018年内に発売する計画。米国でのベース価格は、購入者が自ら組み立てるキット状態での販売で、12万ドル(約1330万円)。このスイッチブレードの世界予約受注が800台に到達。同社は、世界24か国、米国の46州の顧客から予約受注を獲得した、としている。

《森脇稔》

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