米日産、6種類の先進運転支援を年間100万台に標準搭載へ 2021年までに

自動車 テクノロジー 安全
日産セーフティシールド360
日産セーフティシールド360 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の米国部門、北米日産は9月12日、先進運転支援システム(ADAS)の「日産セーフティシールド360」を、2021年までに米国で年間100万台の新車に標準搭載すると発表した。

日産セーフティシールド360は、6種類の先進運転支援システムで構成。「歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ」は、車両のフロントのレーダーとカメラが、歩行者を検知。ドライバーに警告を発し、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかける。

「ブラインドスポットアラート」は、ドライバーの死角に入った車両を、車線変更の際などに警告。「リアクロストラフィックアラート」は、駐車場などで後退する際、後方の車両を検出し、ドライバーに警告する。「リア自動ブレーキ」は、後退時に静止した物体を検出し、ドライバーに警告。必要に応じて衝突を回避するために、自動でブレーキをかける。

「車線逸脱警告」は、ウインカーを出さないで車線変更しようとした場合、ドライバーに警告。「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検出し、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える。

北米日産はまず、日産セーフティシールド360を2019年モデルの『ローグ』『ローグスポーツ』『アルティマ』に標準装備。今秋から販売を開始する、としている。

《森脇稔》

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