個人所有のポルシェをシェア…ポルシェが新モビリティサービスを米国で開始

自動車 ビジネス 海外マーケット
ポルシェ・ホスト プログラムのイメージ
ポルシェ・ホスト プログラムのイメージ 全 5 枚 拡大写真

ポルシェは9月13日、個人が所有するポルシェ車をカーシェアする新たなモビリティサービス、「ポルシェ・ホスト」プログラムを米国で試験導入した、と発表した。

今回の取り組みは、最大22車種のポルシェ車をオン・デマンドでレンタルできる「ポルシェ・パスポート」に続くもの。ポルシェ・ホストプログラムはまず、米国カリフォルニア州のロサンゼルスとサンフランシスコで開始された。

ポルシェ・パスポートでは、利用者が好みのポルシェ車を選択し、専用のスマートフォンアプリで予約することができる。車両は自宅など希望する場所に届けられ、車両の引き取りも行ってくれる。料金は、オールインクルーシブ。月額料金には、自動車税と登録費用、保険料、メンテナンス費用などが含まれる。

これに対して、ポルシェ・ホストプログラムでは、個人が所有するポルシェ車を、1日から最大1か月の期間、カーシェアで利用できるのが特徴。高性能でプレミアムカーのポルシェだけに、シェアできるドライバーは、特別に訓練された人だけに限られる。

ポルシェ・ホストプログラムは、ポルシェの子会社でモビリティサービスを手がけるポルシェデジタル社が、米国のカーシェアリング大手、Turo(トゥーロ)と共同開発。ポルシェを所有していないユーザーにも、ポルシェの運転体験を提供していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. フジロック2025にSUV『ディフェンダー』がブース開設、高性能版「OCTA」も展示へ
  5. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る