【SUPER GT 第6戦】GT500クラスはNSX勢の1-2フィニッシュ、山本尚貴&ジェンソン・バトンがコンビ初優勝

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優勝した山本尚貴とジェンソン・バトン。
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16日、SUPER GT第6戦の決勝レースが宮城県のスポーツランドSUGOで行なわれ、GT500クラスではホンダNSX勢が1-2フィニッシュを達成。チーム国光の山本尚貴&ジェンソン・バトン組がポール・トゥ・ウインでコンビ初優勝を飾っている。

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決勝日のSUGOは予想外なほどによく晴れて、暑いくらいのドライコンディションとなった。81周、約300kmのレースは、「魔物が棲む」といわれるSUGOにしては比較的平穏な展開推移を見せていくことに。

ポール発進の#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴&J. バトン/タイヤはブリヂストン=BS)は山本が前半、バトンが後半を担当するオーダーで決勝に臨んだ。一時は#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹&J. マーデンボロー/BS)に先頭を奪われるが、先にピットストップを終えた#100 NSXは、#12 GT-Rのピットアウト直後にコース上でこれをパスすることに成功、実質の首位へと返り咲く。

その後、バトンがGT300クラスのマシンをパスしようとして最終コーナーでアウト側にコースオフする一幕もあったが、ここはことなきを得る。さらには終盤にセーフティカー導入があり、リスタート後は背後に迫ってきた2番手#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀&伊沢拓也/BS)からのチャージにも晒された#100 NSXだが、見事に逃げ切ってポール・トゥ・ウイン、山本&バトン組としての初優勝を飾った(2009年F1王者のバトンは今季が初のGT500フル参戦、これがGT500初優勝)。

#100 山本尚貴のコメント
「JB(バトン)と組んで6戦目にしてコンビ初優勝ができ、ものすごく嬉しいです。昨日のポール獲得も嬉しかったんですけど、そこで喜びを爆発させることなく、平常心で今日のレースに臨むことを意識しました。うまくレースを組み立てられましたし、JB、そしてチームも素晴らしい仕事をしてくれたと思います。(現在のメンテナンス主体チームの)ATJにとっても初優勝で、泣いているスタッフもいるのを見て、自分だけの勝利ではなく、たくさんの人の想いを乗せて戦っているんだな、と(あらためて)感じました」

#100 ジェンソン・バトンのコメント
「SUGOでのSUPER GTのレースは大変だと聞いてはいたけれど、本当にたくさんのことを学んだよ。このコースで40数台のマシンが走るのはタフな状況だ。最終コーナーの外側には行ってはいけない、これは身をもって知った(笑)。最後の5周ほども(#8 NSXが迫ってきて)実にタフだった。でも、タフだけれど、とても楽しめたレースでもあったよ。チーム全体の努力の成果だと思う」

これで#100 NSXはドライバーズポイントランキング首位に浮上。今回2位で、ランキングでも2番手となった#8 NSXに対し12点をリードした。次戦でのタイトル決定もなくはない状況、少なくとも山本&バトンがシーズン終盤の主役の座に就いたことは間違いないだろう。フル参戦初年度でのバトン戴冠、F1との“2冠”達成なるかに注目が集まる。一方の山本は今季、スーパーフォーミュラでもタイトル争いを展開中で、こちらは同一年の国内最高峰2冠制覇を狙う。

NSXの1-2となった今回のSUGO戦、#8 NSXに続く3位には#12 GT-Rが入って日産勢最上位。4位は#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀&中嶋大祐/ヨコハマ=YH)。レクサス勢トップは5位の#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路&石浦宏明/BS)だった。6位は#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(J-P. デ・オリベイラ&高星明誠/YH)。

シリーズリーダーとしてSUGO戦を迎えていた#1 KeePer TOM'S LC500(平川亮&N. キャシディ/BS)は14位完走扱いというリザルトに終わり、ドライバーズポイント加算はならず。#100 NSXから14点差のランク3番手に後退している(ポイントに関してはすべて手元計算)。

これでシリーズは残り2戦。ウエイトハンデが「獲得総得点×1kg」へと“半減”される次戦第7戦は、九州・大分県のオートポリスを舞台に10月20~21日の開催となる。引き続きホンダ勢が得意と思われるコースでの戦いとなるなか、山本&バトンが中心に位置する構図となったタイトル争いがどう展開するのか、一層楽しみな様相を呈してきた。

《遠藤俊幸》

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