トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは9月17日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー2018のプレスカンファレンスに、新たな手法を導入すると発表した。
パリモーターショーのような主要モーターショーでは、プレスデーのスケジュールが分刻みである場合が多く、取材するメディア関係者もひと苦労。そこでトヨタモーターヨーロッパは、パリモーターショー2018のプレスカンファレンスをデジタル形式で行うことを決定した。
「デジタルプレスカンファレンス」では冒頭、トヨタモーターヨーロッパのヨハン・ファン・ゼイル社長兼CEOが挨拶する予定。その後、メディア関係者はインタラクティブシステムを使用して、タブレット端末などのディスプレイ上で、トヨタの出展車に関する情報やトヨタのプレス向け発表にアクセスすることができる。
トヨタモーターヨーロッパは、メディアコミュニケーションにおける変化を反映するため、伝統的なプレスカンファレンスを、世界中からいつでもアクセス可能な新しいデジタルオンデマンド形式のプレゼンテーションに変更していく、としている。